記事を読む読者=ターゲットは誰に向けて書くかを絞って決めること

ターゲット ライティング
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「ターゲットは誰?」という問いに対して、「10代〜50代の敏感肌に悩む女性」とした場合、ブログ記事の内容がぶれるとまでは言いませんが、当たり障りのない内容になってしまい、読者には「ふ~ん、そっか?」で終わりやすくなってしまいます。

では、どうしたらいいのか?

今回は、「ターゲットを絞る」について、ご紹介します。

マーケット=市場

ASPのプログラム詳細に記載されている、例えば「10代〜50代の敏感肌に悩む女性」というのは、このぐらいの年齢幅で敏感肌に悩む女性に売れてます。というデータで、マーケティングの考え方からすると、ターゲットではなく「マーケット=市場」になります。

これをターゲットと考えてしまうと記事がぼやけて、読者には「あ~、そうなの?」で終わってしまうことになりかねません。

ターゲットというのは、このマーケット(購入者がいる市場)の中でも、さらに「こんな人へ」という、明確な一人の人に絞った方が良いのです。

具体的には

・35歳
・週5日フルタイムでパートに出ている
・既婚(子供は2人)
・もともと敏感肌だったが、出産後~更にひどくなったと感じている
・海外のコスメも試したが、必ずといっていいほど肌荒れを起こす
・敏感肌用・・と書かれたものでも肌に合わないものが多い
・原材料などは人一倍気にしている
・子供がまだ小さく、世話がかかるため基本的に寝不足気味

という「A子さん」に向けて、この商品を紹介します!

そうし考え方が、「ターゲット」の設定です。

こうした考え方をすることで、タ—ゲットのA子さんに寄り添った、具体的な記事がかけます。

ターゲットを絞り込んで、尖らせれば尖らすほど「響く記事になる」という事です。

ターゲットは適当に作り上げてもダメ

では、「具体的に細かくターゲット設定すればよい」とただ早合点してしまい、勝手に設定してもよいのか?というと、そうではありません。

ターゲットもキーワード選定と同じく、「あなたの頭の中で考え出したターゲット」ではなく、しっかりと「リサーチ」して絞り込んでいきます。

ここで大事なのが、「ボリュームゾーン」を意識する事です。

上記の例、「10代〜50代で敏感肌に悩む女性」であれば、

・何歳ぐらいが一番多いのか?(年齢層のボリューム)
・どの程度、敏感肌の人が多いのか?(症状のボリューム)

の2軸で考えるようにします。

この最も多い層を明確にすることで、「そのたった一人の人」に向けて書いた記事が、「まるで自分にむけて書かれているみたい!」と感じるようになるという事です。

たった一人の人の後ろには、「同じ悩みの人」が沢山並んで良いるわけですから、一人に刺さればめちゃめちゃ沢山の人にも、「響く記事になる」という事です。

この考え方を意識できるかどうかは、物凄く大事です。

10代〜50代で敏感肌に悩む女性の中で、10代は少数派かもしれません。

・30代半ば前後が一番多そうという予測がつけば、「35歳の女性に向けて書く」のが
最も多くの読者に響く記事になるという事です。

ボリュームゾーンの見分け方

ボリュームゾーンを見分ける時は、アフィリ案件の広告主LPを、まずは隅から隅までチェックしましょう。

・アイキャッチ画像のモデルさん
・利用者の声
・紹介されているInstagramのアカウント
・Q&Aなどに記載されている質問者

などを総合していくと、「誰をターゲットにこの商品を販売しているのか?」が見えてきます。

そのうえでターゲットの悩みなどを、Yahoo!知恵袋や教えてGoo!などで、検索してみます。

そうした作業をすることで、初めてターゲットとなる人達の具体的な悩みが見えてきます。

勝手に

33歳
既婚
2児の母

と決めつけたターゲットと、リサーチから絞り込んだターゲットでは、全く意味合いが違うというのが分ったと思います。

ほとんどの方が、こうした面倒な作業の手を抜きたがります。

しかし、せっかく時間をかけて記事を書いていくわけですから、ターゲットを明確にする為のリサーチに手を抜かず、「丁寧にやるべき」作業だと分かると思います。

ライバルたちが面倒がってやらないからこそ、丁寧にやることで頭一つ上に出られます。

まとめ

■ターゲットとマーケットの違いを理解する
■ターゲットは絞り込む
■その際には「ボリュームゾーン」を意識する

この3点を、記事を書き始める前にまずは明確にして、「たった一人の人に向けた」記事を書くようにしましょう。

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